TVTは3度の派遣活動を終え、被災地の現状を学外の人たちにも伝えていきたいと考えていました。「高校でワークショップをやらないか?」という、ある教授の一言と私たちの現地で見たこと聞いたこと、体験したことを伝えたいという気持ちが重なり、初めてのワークショップ活動が越生高校で実現しました。
日程 : 2011年11月16日(水) 対象 : 高校3年生 約120名 内容 : ・パワーポイントを使って今までの活動報告 ・グループに分かれてTVTの体験談を話す ・質疑応答 |
*内容詳細*
◎事前アンケート実施
東日本大震災についてどれほど関心があり、どんなことを考えているのかを知るために、アンケートをとりました。
東日本大震災についての基本情報や、被弾の生活への影響などを問いました。
そのアンケートの結果に基づき、ワークショップの内容をねっていきました。
◎パワーポイント内容
・TVTの活動について
・ヘドロって何?この写真に写っているのは? など被害について学べるクイズ
・ディスカッション(実体験について、質問など)
・被災地の小学生が書いた作文の朗読
◎事後アンケート
今回のワークショップに関する感想、東日本大震災に対する思いなどを書いてもらいました。
ワークショップ終了後、高校生にアンケートを通してこの活動の感想を書いてもらいました。はじめ、この震災を全くの他人事と考えている学生がたくさんいました。けれど最後には、「人ごとじゃない!」「震災に対する意識が変わった!」と、再び震災に関心を持ってもらうことができました。